この記事の目次
「自分で洗車をしてみたいけれど、正しいやり方がわからない」「キズや水アカをつけてしまわないか心配」という方は多いのではないでしょうか。
この記事では、はじめて手洗い洗車をする方や洗車に少し自信がない方に向けて、必要な道具、基本の手順、仕上がりを左右する5つのポイントをご紹介します。時間がないときの部分洗車や、ガラス・車内のお手入れについても簡単にまとめました。
この記事の要点
- 手洗い洗車は「上から下へ」が基本。たっぷりの泡とこまめなすすぎで、キズや水アカを防ぎます。
- 拭き上げは水が乾く前に素早く。作業は曇りの日や、涼しい朝・夕方がおすすめです。
- 仕上げは、ツヤを重視するならワックス、持ちを重視するならコーティング剤を選びます。
手洗い洗車をおすすめする理由
洗車は、愛車に長く乗り続けるためのメンテナンスとして大切です。また、乗り換えの際に良い査定を受けるためにも、ボディをきれいに保っておくことは重要です。
洗車は大きく分けると、自分の手で洗う「手洗い洗車」と、洗車機を使う「機械洗車」があります。手洗い洗車は手間がかかる反面、回数を重ねるほど効率よく洗えるようになり、愛車の状態を自分の目で確かめられるのが利点です。それぞれのメリット・デメリットや使い分けについては、洗車方法の使い分けの記事で詳しくご紹介しています。
手洗い洗車に必要な道具
- ホース
- バケツ
- カーシャンプー
- 洗車スポンジ
- 拭き取り用タオル(水をよく吸うマイクロファイバークロスがおすすめです)
- 脚立
- ワックスまたはコーティング剤
手洗い洗車の基本手順と5つのポイント
自宅や洗車場で手洗い洗車をする際の基本の流れは、次の5ステップです。
- 水洗いで砂やほこりを落とす
- カーシャンプーをしっかり泡立てる
- ルーフから順にボディを洗う
- 水が乾く前に拭き上げる
- ワックスまたはコーティング剤で仕上げる
1. 水洗いで砂やほこりを落とす
最初に水をかけて、ボディについた砂やほこりを洗い流します。先に汚れを落としておくことで、スポンジやブラシでこすったときの摩擦によるキズを防げます。
ポイント1:洗車は上から下へ
洗車は、水洗いも含めて上から下の順に進めるのが基本です。上から洗うと汚れが下に流れ落ちていくため、効率よくしっかり洗い流せます。
高圧洗浄機を使う場合
高圧洗浄機で水をかけるだけの簡単なお手入れもありますが、きれいな状態を保つという目的ではあまりおすすめできません。強い水流が周りのゴミや砂を巻き込み、ボディに不要なキズがつく可能性があるためです。使う場合は、水流を調整できるノズルなど用途に合ったものを選ぶと、キズのリスクを抑えやすくなります。
2. カーシャンプーをしっかり泡立てる
バケツにカーシャンプーを入れ、強めの水流でよく泡立てます。水圧が高いほど、きめの細かい泡ができます。
ポイント2:きめの細かい泡をたっぷり作る
泡は汚れとボディの間にすき間をつくり、スポンジやブラシとの間のクッションにもなります。きめの細かい泡はキズをつきにくくするため、しっかり泡立てることが大切です。
3. ルーフから順にボディを洗う
泡をたっぷり含ませたスポンジやブラシで、車の上の部分(ルーフ)から、ボディを包み込むようにやさしく洗います。続いてバンパーやドアを洗って流す作業を繰り返し、最後にタイヤとホイールを洗って水で流します。
ポイント3:パーツごとにこまめにすすぐ
気温が高い時期はシャンプーが早く乾き、時間がかかるとボディの水アカの原因になります。パーツを洗うたびに、水でよくすすぐことをおすすめします。なお、車の前面にあるエアコンのコンデンサーには水がかからないようご注意ください。
4. 水が乾く前に拭き上げる
洗い終えたら、水が乾く前にタオルで拭き上げます。拭き上げには、水をよく吸う超極細繊維のマイクロファイバークロスがおすすめです。
ポイント4:洗い流した部分から素早く拭き上げる
夏場は水がすぐに乾くため、きれいに洗ったボディにウォータースポット(水滴の跡)が残ってしまいます。水で洗い流した部分から、順に素早く拭き上げましょう。
洗車に向いている天気と時間帯
手洗い洗車は、曇りの日か、涼しい午前中・夕方に行うのが基本です。特に夏は、暑い時間帯を避けて早朝か夕方に行いましょう。風で汚れがボディにつくため、風の強くない日を選ぶことも大切です。
5. ワックスまたはコーティング剤で仕上げる
新車購入時にガラスコーティングなどを施工していない場合は、最後にワックスかコーティング剤をかけます。ボディを汚れから守り、塗装の劣化を遅らせる効果が期待できます。
ポイント5:仕上がりの好みで選ぶ
どちらを選ぶかはお好みですが、ツヤを優先するならワックス仕上げ、持ちの良さを優先するならコーティング仕上げが向いています。ワックスの選び方や塗り方は、車のワックスがけ4つのコツでご紹介しています。
時間がないときは水なしクリーナーで部分洗車
出かける直前にボディの汚れを見つけたときなど、全体を洗う時間がない場合は、水なしで使えるクリーナー&ワックスでの部分洗車が便利です。
- 汚れた部分にクリーナーをスプレーする
- 30秒ほど待ってから、乾いた布で軽く汚れを拭き取る
- マイクロファイバークロスなどで拭き上げて仕上げる
コーティング施工車の場合は、使う商品との相性を事前にご確認ください。FW1ブランドの水なし洗車&ワックス剤 FW1は、ガラスコーティング施工車への使用は避けていただくようご案内しています。水なし洗車のしくみや向いている汚れについては、水なし洗車とはで詳しく解説しています。
さらにこだわりたい方へ:ガラスと車内のお手入れ
ガラスのお手入れ
フロントガラスの油膜や水垢は、夜間や雨の日のギラつきの原因になります。まずガラスクリーナーで油膜・水垢をしっかり落とし、そのうえで撥水剤を施工すると、撥水効果を発揮しやすくなります。

油膜落としのGC Zeroと撥水コーティングのGP1を組み合わせた雨の日対策セットもご用意しています。具体的な手順は雨の日の視界対策の記事をご覧ください。
車内清掃
ボディをきれいにしたら、仕上げに車内も掃除しておくと、気持ちよくドライブを楽しめます。
用意するもの
- 掃除機(ハンディクリーナー)
- 粘着クリーナー
- 雑巾
- ゴミ袋
- ほうき(棒)
- 消臭剤
- 掃除機で、落ちたお菓子や髪の毛、砂・ほこりを吸い取る
- 粘着クリーナーで、細かい汚れや髪の毛を取る
- 固く絞った雑巾で、ダッシュボードや内窓を拭く
- フロアマットを取り出し、ほうき(棒)で軽くたたいて砂を落とす
- 最後に消臭剤をひと吹きする
車内にゴミ箱を設置しておくと、ゴミを持ち帰る際に便利です。
まとめ
手洗い洗車は、「上から下へ洗う」「泡をしっかり立てる」「こまめにすすぐ」「素早く拭き上げる」「好みに合わせて仕上げる」の5つのポイントを押さえれば、はじめての方でもきれいに仕上げられます。愛車に長く気持ちよく乗るためのひと手間として、ぜひ取り入れてみてください。


