【新常識】バイク洗車は水あり・水なし洗車を使い分け!

【新常識】バイク洗車は水あり・水なし洗車を使い分け!

バイクの洗車方法って実は2種類に分けられるのをご存知ですか?

それは「水あり洗車」と「水なし洗車」!

どちらにもメリットとデメリットがあり、うまく使い分けるとバイク洗車に幅が出てくるので、オススメ!
今までなんとなくバイクの洗車をやっていたけど、再度、色々な情報を確認したい人にはオススメの内容です。
この記事ではバイクの洗車を洗車場でする「水あり洗車」と自宅でできる「水なし洗車」の大きく2つに分けて、それぞれ基本のバイク洗車のやり方を確認し、ちょっとた注意点について書いています。

これを読んで、バイクをピカピカに洗車して、気持ちよくバイクライフを送りましょう!

【目次】
◆バイクの水あり洗車について
・メリット・デメリット
・水あり洗車は洗車場で
 ・コイン洗車
 ・バイクショップ店
・水あり洗車のやり方
 ・洗車頻度
・便利な道具
◆バイクの水なし洗車について
・メリット・デメリット
・洗車方法
 ・洗車頻度
・便利な道具
◆まとめ

◆バイクの水あり洗車について

ここからはバイクを水を使って洗車する場合の特徴、やり方や道具などについて解説していきます。

バイクの水あり洗車 メリット・デメリット

水を使った洗車

バイクの水あり洗車のメリットはズバリ・・・

泥だらけ等の汚れがひどいバイクの洗車に強いこと!

例えば、バイクが泥だらけの状態のまま、シートタイプのクリーナー等で拭いてしまうと大切なバイクに傷がついてしまいます。そのため、バイクの汚れがかなりある場合には水あり洗浄がオススメ。

デメリットは、水を使う洗車の場合は・・・

洗車をする場所と水の準備が必要なこと。 そして、洗車をすることの手間です。

バイクは車と違い、エンジンやサスペンション等々、外部に露出している部分があります。そのため、隙間から水が入り込み、拭いただけでは水が内部に残ってしまうことがあるため、水気をしっかり拭き取り、乾燥させる「サビ対策」が大切!
それには少々、洗車前の準備が必要なため手間がかかります。

 

水あり洗車は洗車場で

バイクの水あり洗車のメリットとデメリットがわかったところで次はどこで洗車するか?について。

例えばこんな時・・

ツーリングに行ったら、バイクが泥だらけになってしまった
海沿いを走り潮風に長時間当たった
久々のバイク洗車のとき

ガッツリ汚れを落とすためにも水あり洗車をしたいところ。
そんなときは賃貸などに住んでいる等、マンションや家の都合によっては洗車する環境が整っておらず、別の場所で洗車を行わなければいけない方もいらっしゃいますよね?!

そんな方にオススメなのはセルフ「洗車場」。
セルフ洗車場にはコイン式とバイクショップ等に併設されている洗車場があるので、それぞれの違いを説明していきます。

・コイン洗車場

コイン洗車場

コイン洗車場のおおよその使用料について調べてみると、洗車場によって金額にバラつきはありますが、100円/5分などの加算方式や30分300~600円ほどで使用できるようです。
コイン洗車場の場合は基本的に必要な洗車用品は自宅から持っていかないといけませんが、多くのエリアにあるため、ご自宅近くに洗車場を見つけ易く、値段も手ごろなお店が多いのが特徴です。

・バイクショップの洗車場

バイク店に併設している洗車場も調べてみました。
金額にバラつきはありますが、500円/30分~ほどで使用できるところが多いようです。
こちらの特徴はなんといっても「手ぶら」で洗車に行けること!
多くのお店では洗車用品一式も貸し出してくれますので、思い立った時にふらりと立ち寄れる手軽さがポイントです!

 

水あり洗車のやり方

次は具体的なバイクの水を使った洗車方法について説明します。

① まずは防水対策
キーシリンダー(鍵穴)、マフラーの排気口、ライト・メーターといった電装部品の3ヶ所が一般的な車両では水が入りやすいので、洗車の際にはしっかりと防水対策が必要。

② 水で軽い汚れを流す
いきなり洗剤をつけてスポンジやブラシで洗うのではなく、まずは軽く水を流して、軽い汚れを落としてから洗剤で洗車するのが基本。

③ 洗剤で洗い、水で洗い流す
基本的に洗車をするときは「上から下へ」「前から後ろに」と洗っていきます。理由はせっかくキレイにした箇所に汚れた水が流れてしまうと、洗った意味がなくなるからです。
また、雨が降るのと同じ角度からの水の流れにはバイクも対応できますので、おこの水を流す方向は覚えておきましょう!
洗車用の洗剤でスポンジ等を使い、やさしく洗います。
力の入れすぎや固いブラシを使うとバイクのボディに傷がついてしまうので、気をつけましょう!
洗剤が完全に落ちるようにしっかりと水で洗うことが大切。

④ 水をしっかりと拭き上げて、仕上げはワックスorコーティング
サビを出さないコツです!水気はしっかりと拭き上げましょう!
バイクの場合、ふき取りができない場所もあるので自然乾燥だと見えないところにサビが発生してしまうことがあります。洗車後は15分ほどでも良いので水切り走行をすると、しっかりと水気を乾燥できるので、ポイントです。

仕上げはカーワックスかコーティング剤をするとツヤがでます!
ただし、塗りムラがあると汚く見えますので、注意して、薄く塗り伸ばすようにしてくださいね。
これで、防汚効果も期待できます!

・洗車頻度

水洗い洗車はバイクの場合、1.5~2か月に1回ほどが目安です。
もちろん、オフロード等を走行した後は汚れやすいので、この限りではありませんが、目安にして下さい。

 

オススメの洗車グッズ

バイクを洗車するときに使いたい洗車グッズに関してです。
もちろん、バイク専用の洗車商品を使うことが1番良いですが、家に車用の洗車グッズ一式をお持ちの方も多いかと思うので、その場合は車用のものを使用して、大丈夫です!
必要だと思うものを以下に記載します。

洗車道具

・バイクシャンプー(カーシャンプでも代用可能)
・ホース・バケツ・洗車用スポンジ
・コーティング剤・ワックス
・拭き上げ用クロス・ウエス

※おすすめの天気※

水あり洗車は水も使うし、やっぱり晴れの日に洗車をしたいと思うかもしれませんが・・・実はオススメできません。
洗車にオススメの天気

それは曇りの日!
もしくは気温の低い朝か夕方です!

バイク洗車にオススメの天気はくもりまたは涼しい朝か夕方

理由は気温が高いと水分がどんどんと蒸発してしまうため、洗剤の洗い残しや水滴がそのままウォータースポットになってしまうためです。

※高圧洗浄機について※

高圧洗浄機でバイクを洗車すると、塗装やシールが剥がれたり、パーツが故障したりするなどのリスクがありますので注意が必要です。使うのは楽で良いですが、キーシリンダーに水が入ってしまったり、エアクリーナーに水が浸入したりと、サビや故障の原因になることもあります。水圧が高く手軽にバイク洗浄ができる反面、電気系などのトラブルの原因となるので危険性があるため、使用する際には注意が必要。

※チェーンのメンテナンス※

洗車をするとオイルが飛んでしまうので、チェーンメンテナンスは水洗い洗車をした際に同時にすることをオススメします!
まずはチェーンクリーナーを使いブラシ等を使用してチェーンを磨きます。
汚れが落ちたら、オイルをさします(タイヤにつかないようダンボールor新聞紙でガードすると○)

 

 

 

◆バイクの水なし洗車について

洗車といえば「ホース」や「バケツ」を使う水あり洗車を思い浮かべる人も多いかと思いますが、バイクの場合は実は「水なし洗車」も主流派です!

その理由は「バイクのサビ」

バイクは構造上、水が入り込みやすい部分があるため、水を使う場合は「サビ対策」が必須。そのため、手軽な「水なし洗車派」も大勢います。
さらにマンション等に住んでいる方は駐輪場でバシャバシャとホースやバケツを使用した洗車は難しいもの。。
そのため、自宅での洗車には「水なし洗車」がおススメです!

マンションの駐輪場

 

水なし洗車のメリット・デメリット

水なし洗車のメリットは、ずばり、簡単・手間がラク!
水あり洗車で大切になる「サビ対策」も水を使用しないので不要!
その点では、水なし洗車の方が場所を選ばず、簡単に洗車ができることがメリット。

デメリットは、どうしても手が届かないような細かい箇所の洗車が十分にできないこと。
また、泥だらけのバイクをそのままメンテナンスとすると、ボディやマフラーに傷がついてしまうことがあるので要注意。

バイクのパーツ

 

水なし洗車のやり方

水なし洗車をするポイントは、こまめに洗う!ことです。
汚れをほったらかしにして頑固な汚れになると、どうしても水洗いでないと落ちにくくなり、水あり洗車が必要になってしまいます。1回1回は簡単でも良いので、汚れを放置せず気になったときにシートやスプレータイプで汚れをふき取るようにしましょう。

① 霧吹きで、バイクの汚れがひどい部分にシャンプーやクリーナーを拭き付ける
バケツやホースを使って水をバシャバシャ使えない環境では、霧吹きで汚れのひどい部分にのみシャンプーやクリーナーを吹きかけてウエスやタオル等で汚れを拭き取る。
こうすることで、いきなり拭き取りシートを使用して、バイクを傷つける心配等がなくなります。

バイク洗車で役立つ 霧吹きとウエス

② スプレータイプのクリーナーを吹きかけてウエスやマイクロファイバータオルで磨く、もしくは拭き取りシートを使用して磨いていきます。
ここで磨く際は傷が入りやすいスクリーンやウィンカー、メーターパネルなどの透明なプラスチックパーツが磨くことが鉄則!
違うパーツを拭いた後のシートやウエスにはゴミ等が付着していて、そのゴミで傷をつけてしまうこともあるので、傷がつきやすい部分は最初に磨くことがポイント。
シートタイプは1台に2-3枚使用するのが目安。
定期的にお手入れをしていれば、これだけでかなり綺麗に!

③ ワックスまたはコーティング
汚れを落としたら、仕上げの艶出し用にワックスかコーティング剤を塗り込み、マイクロファイバータオルで拭き上げましょう!
ツヤだしにはマイクロファイバーがオススメなので、この工程ではマイクロファイバークロスを使用することがポイント。

バイク洗車の仕上げはワックス or コーティング

 

・洗車頻度

最低でも月に1回は洗車をするのがオススメ。

 

オススメの洗車グッズ

下記に「水なし洗車」をする際のオススメの洗車道具を記載します。

・ふき取りシート・シャンプー
・霧吹き
・マイクロファイバータオル・ウエス
・水のいらないワックス、コーティング剤

これらの定番の洗車セットがあると、満足のいく洗車ができると思います。
基本的に、洗車用品は特にバイク用と記載がなくても、カー用品で代用することができるので、ご自宅にカー用品があれば新しく買う必要はありません。

 

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。

バイクの洗車は「水あり洗車」と「水なし洗車」の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるのがおわかりでしょうか。
2つの特徴を理解して、賢く使い分ければ、あなたのバイクライフをもっと楽しく!快適に!過ごせると思います。

汚れがひどいときは洗車場での「水あり洗車」がオススメですが、それ以外はこまめに自宅で「水なし洗車」をしておくと、愛車がいつでもキレイな状態に維持できるので、オススメ!
バイクに乗るときには、ふき取りシートを常備するなど、汚れが定着する前にすぐにお手入れするように習慣をつけ、汚れを長期間放置しないことも大切。

これからツーリングも多くなる時期!
是非、ピカピカな愛車でバイクライフを楽しんでください!