この記事の目次
冬は、道路にまかれる融雪剤や雪、朝のフロントガラスの凍結など、車にとって負担の多い季節です。寒くて洗車をためらう時期だからこそ、手早くできる手入れを組み合わせるのがおすすめです。
出発前に凍ったガラスの解氷や雪下ろしに時間を取られないよう、ガラスの撥水は寒くなる前に済ませておくと安心です。
この記事の要点
- 融雪剤が付いた足回り・下回りは水で流すのが基本
- ボディの軽い汚れは、水を使わないFW1で手早く落としてワックス被膜を整える
- ガラスはGP1で撥水しておくと、雪や凍結が付きにくく落ちやすくなる
冬の車にとって何が負担になる?
- 融雪剤:雪道や凍結しやすい道路にまかれます。ボディや下回りに付いたまま放置すると、サビの原因になります。
- 雪・泥はね:雪解け水とともに泥や砂が付きやすく、そのまま拭くと傷の原因になります。
- ガラスの凍結:朝の出発前に視界が確保できず、時間がかかります。
足回り・下回りは「水で流す」が基本
融雪剤や泥が付いた足回り・下回りは、水で洗い流すのが基本です。FW1は、ひどい泥や砂が付いた状態で使うと汚れを広げてしまうことがあるため、雪道を走った後は、まずコイン洗車場などで下回りを水で流すことをおすすめします。
ボディはFW1で手早く
下回りを流した後や、雪道を走っていない日の軽い汚れなら、水を使わないFW1で手早く仕上げられます。寒い日に水を使わずに済むのは、冬ならではのメリットです。
- 缶をよく振り、汚れた面に適量をスプレーする
- 少し待ってから、きれいなクロスで汚れを拭き取る
- 別の乾いたマイクロファイバークロスで磨き上げる
ワックス被膜があると汚れが付きにくくなり、次の手入れも楽になります。
ガラスはGP1で撥水しておく
GP1はガラスにも樹脂にも使えるスプレー式の撥水コーティングです。ガラスに使っておくと、雪や凍結が付きにくく、凍結しても落ちやすくなります。付着した霜も早く解氷できます。効果の目安は約1ヶ月で、1本(204ml)でセダン約10台分が目安です。
撥水剤で雪や氷が付きにくく、落ちやすくなる理由
ガラスの表面には、目に見えない細かな凹凸があります。撥水剤を施工すると、この凹凸を撥水剤の被膜が覆い、表面がなめらかになります。なめらかな被膜が雪や氷とガラスの間に入ることで、雪が付きにくくなり、凍結しても落としやすくなります。


GP1の施工手順
- ガラスの水気をしっかり拭き取り、乾いた状態にします(濡れている面には施工できません)。
- GP1をガラスにスプレーします。
- 乾いた布かタオルで拭き伸ばします。
- 拭き残しがないよう、しっかり拭き上げて完了です。



- ガラスに油膜やウロコ汚れがある場合は、先にGC Zeroで落としておくと、撥水がなじみやすくなります。詳しい手順は雨の日の視界対策で紹介しています。
- 拭き上げには綿のタオルや布を使います。
- シリコン系のため、施工後のワイパーのビビりはほとんどありません。
冬の手入れスケジュールの目安
| タイミング | やること |
|---|---|
| 雪が降る前 | GC Zeroでガラスの油膜を落とし、GP1で撥水。ボディはFW1でワックス被膜を整える |
| 雪道を走った後 | 下回り・足回りを水で流す。乾いたらボディをFW1で仕上げる |
| 約1ヶ月ごと | GP1の撥水を塗り直す |
よくある質問
Q. 凍ったフロントガラスにお湯をかけてもいいですか?
A. 急な温度変化はガラスに負担をかけるおそれがあるため、おすすめしません。デフロスターで温めてから、雪や氷を落としてください。
Q. 雪が付いたまま走っても大丈夫ですか?
A. 屋根の雪がブレーキ時に前へ落ちて視界をふさぐことがあります。出発前に、ガラスだけでなく屋根やライトの雪も落としてください。
まとめ
冬の手入れは、融雪剤の付いた足回りを水で流し、ボディはFW1で手早く整え、ガラスはGP1で撥水しておくのが基本です。撥水しておくと雪や氷が付きにくく、落としやすくなるため、寒くなる前の施工と約1ヶ月ごとの塗り直しで冬の朝の準備を楽にしましょう。


